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ドナルド・トランプ大統領とロシアとの関係を巡る疑惑は、これまで何度も報じられてきました。
しかし、最近浮上したのが「トランプは1987年にKGBにリクルートされ、コードネーム『クラスノフ』を持っていた」という衝撃的な主張です。
この疑惑は、元KGB高官であるアルヌール・ムサエフ氏によって提起されました。
本記事では、この主張の背景や信憑性、トランプ氏とロシアの関係について詳しく掘り下げます。
1987年のトランプとロシア訪問の背景

順序立てて経緯を見ていきましょう。
モスクワ訪問の経緯
1987年、トランプ氏はビジネス目的でモスクワを訪れました。
彼は当時、不動産王として知られ、ホテル開発の可能性を模索していたとされています。
この訪問はソ連当局者の支援を受けたものであり、後のKGBによるリクルート説と結びつけられています。
- 目的:モスクワでのホテル事業の検討
- 接触相手:ソ連の政府高官やKGB関係者
- 結果:モスクワにホテルを建設する計画は実現せず
この訪問の後、トランプ氏はアメリカに戻り、西側諸国に対して批判的な発言をするようになったことが指摘されています。
これが「KGBの影響を受けたのではないか?」という疑惑につながったのです。
ムサエフ氏の証言と「クラスノフ」説
この種の情報か複数あるけど、政権取ってるから調べないよな
— shown (@idzumics) February 23, 2025
> ドナルド・トランプは1987年にロシアのスパイとして採用された:大統領の暗号化された偽名は「クラスノフ」だった https://t.co/qmnbExTtIy
どのような根拠、証言によりスパイ説が出たのでしょうか?
ムサエフ氏とは?
ムサエフ氏は、元KGB諜報部長であり、カザフスタンの元諜報機関長官です。
彼の証言によると、KGBは1980年代に資本主義国家のビジネスマンをリクルートする戦略を採用しており、トランプ氏もそのターゲットになったとされています。
ムサエフ氏の主張
- 1987年にトランプ氏がKGBにリクルートされた
- コードネームは「クラスノフ」
- KGBは彼を有益な資産(アセット)と見なしていた
- ビジネスを通じて西側諸国の情報を収集する役割を担っていた可能性
しかし、重要なのは「証拠が存在しない」という点です。
ムサエフ氏の主張は非常に興味深いものですが、それを裏付ける具体的な文書や証言は未だに提示されていません。
主張の信憑性と証拠の有無
出来レースやん…
— ハチワレ (@hachi_ware888) February 25, 2025
もはやトランプ氏がロシアのスパイ(KGB)のKrasnovという通名を持っていたという噂さえ、本当ではと思ってしまう pic.twitter.com/6FKVMrlvft
主張を裏付ける根拠はあるのでしょうか?
証拠が不足している点
現在のところ、この疑惑を証明する公的な証拠は見つかっていません。
- 公的な機関の確認なし:CIAやFBIなどの諜報機関は、トランプ氏がスパイだったという決定的な証拠を提示していない。
- ムサエフ氏の発言のみが根拠:彼の証言はあるものの、実際のKGB文書などは未公開。
- ロシア政府の反応:ロシア側はこの主張に対し、公式なコメントを発表していない。
可能性はゼロではない?
証拠がないからといって、完全に否定することもできません。
以下の点から、「スパイ説」の可能性を考える人もいます。
- トランプ氏の親ロシア的発言:彼はNATO批判やウクライナ支援への反対を表明することが多い。
- ロシアとのビジネス関係:ロシア資本の関与が噂される不動産取引がある。
- ロシアゲート問題:2016年の選挙でロシアがトランプ氏を支援した疑惑が浮上。
トランプ氏の反応と米国の対応

トランプ氏の反論
トランプ氏は、この疑惑について一貫して否定しています。
- 「フェイクニュース」扱い:メディアの報道を「根拠のない陰謀論」と非難。
- 「私はアメリカ第一主義」:自身の政策がロシアに影響されたものではないと主張。
- 「ロシアとのビジネス関係は普通の商取引」:スパイ活動ではなく、合法的なビジネスだと説明。
米国の諜報機関の見解
米国の諜報機関は、トランプ氏とロシアの関係を長年調査してきましたが、スパイ活動を裏付ける証拠は発見されていません。しかし、
- 2016年のロシアゲート捜査では、ロシアの干渉は確認された
- トランプ陣営とロシア政府の接触が問題視された
これらの事実を考えると、トランプ氏とロシアの間には「何らかの関係」はあった可能性が高いものの、それがスパイ活動に直結するかは不明です。
まとめ
トランプ氏がKGBのスパイ「クラスノフ」だったという説は、元KGB高官ムサエフ氏の証言に基づいています。
しかし、
- 決定的な証拠がないため、信憑性は疑わしい。
- トランプ氏はこの疑惑を完全否定しており、米国の諜報機関も公的な証拠を提示していない。
- ロシアとの関係は過去に問題視されてきたものの、それがスパイ活動であるという証拠はなし。
結論として、「トランプ氏がKGBスパイだった」と断定することはできません。
ただし、ロシアとの深い関係は否定しきれず、今後新たな情報が出てくる可能性もあります。今後の展開に注目する必要があります。
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